2021年02月20日

筋肉について9(肩甲骨周りの筋肉その2)

こんにちは

今回は肩甲骨の前についている筋肉についてです。
前と言っても肩甲骨と肋骨の間や腋の下を経由していますので、あまり目立たない存在です。

大小で役割が変わります

小胸筋 大胸筋の内側(深層)にあり、肩甲骨の外端、烏口突起から、胸の高さの肋骨の3~4本と繋がっており、肩甲骨を引き下げる役割があります。何か拾う動作や、腕を前に振る動きの補助が役割です。
ちなみに大胸筋は腕を上げたり、体に引き寄せるのが主な役割ですので、同じ「胸筋」と言っても、大と小で役割がかなり変わります。

前鋸筋 腋の下から脇腹付近の筋肉で、肩甲骨の内側のふちから、8~9本の胸の肋骨の横側にまるで鋸(のこぎり)の刃のようにギザギザの形で繋がっています。
特に肩甲骨を外側に開き、腕を前に押し出す役割があり、この役割がボクシングのパンチに深くかかわっているので「ボクサー筋」とも呼ばれます。
位置づけは深層ですが、下の方に行くと表面に近くなります。まさにボクサーの胸から脇腹にかけて見える凹凸がこの前鋸筋ですね。

以上が肩甲骨の周りの筋肉の紹介です。
次回は上(首)に行こうか下(背中)に行こうか?

林(ボクサーのたくましい前鋸筋も憧れです)


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